ガレリア(GALLERIA)xa7c-r70sの性能レビュー!評判&口コミも調査!

ガレリアxa7c-r70sは2020年7月登場した新しいモデルです。

税別16万円代とゲーミングPCのなかでも人気のある価格帯ですが、スペックの詳細について気になる方も多いはず。

今回はガレリアxa7c-r70sに搭載されているパーツをひとつずつピックアップしてどの程度の性能なのか解説していきます。

他メーカーとのコスパ比較や口コミや評判もまとめたので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ガレリアxa7c-r70sのスペック

まずはガレリアxa7c-r70sのスペックを表にまとめました。

価格 169,980円(税別)
CPU Core i7-10700
グラフィックス GeForce RTX 2070 SUPER 8GB
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ 512GB NVMe SSD / HDD 無し
光学ドライブ なし
CPUファン 静音パックまんぞくコース
CPUグリス ノーマルグリス
電源 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
OS Windows 10 Home 64ビット

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ガレリアxa7c-r70sは超ハイスペックではありませんが、価格を抑えつつそこそこのスペックを備えたモデルです。

ストレージ容量や電源をカスタマイズしたとしても20万円以内には収まるはず。

コスパの良いゲーミングPCをお探しの方は検討する価値ありの一台と言えるでしょう。

実際にオンラインゲームをプレイすると、どの程度の快適性を得られるのか、次の項目で解説していきます。

ゲームタイトル対応表

ガレリアxa7c-r70sは上記のオンラインゲームを144fps以上でプレイ可能です。

「ゲーミングPCを購入したのにスペックが不足している」なんて状況に陥る心配は無用です。

推奨スペック
各会社が公表しているゲームの推奨スペックを満たしているかチェックしています
つづいてガレリアxa7c-r70sに搭載されているパーツごとの性能について見ていきましょう。

ガレリアxa7c-r70s:CPU

ガレリアxa7c-r70sに搭載されているのは「Core i7-10700」です。

【インテルCPUの性能】

型番 コア数(スレッド数) 定格クロック(TDP) 性能目安
Core i9-10900K 10(20) 3.70GHz(125W) 4820
Core i9-9900K 8(16) 3.60GHz(95W) 3770
Core i9-9900 8(16) 3.10GHz(65W) 3450
Core i7-10700K 8(16) 3.80GHz(125W) 3960
Core i7-10700 8(16) 2.90GHz(65W) 3500
Core i7-9700K 8(8) 3.60GHz(95W) 2930
Core i7-9700 8(8) 3.00GHz(65W) 2740
Core i5-10400 6(12) 2.90GHz(65W) 2620
Core i5-9400 6(6) 2.90GHz(65W) 1910
Core i3-9100 4(4) 3.60GHz(65W) 1350

【参照】ドスパラ「Intel CPU性能比較

目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。

【インテルCPUの性能比較】

Core i7-10700」は最上位スペックではありませんが、オンラインゲームを楽しむうえで十分な性能が備わっています。

第10世代⇒2020年7月時点で最新のインテルCPUです。

ガレリアxa7c-r70s:グラフィックス

ガレリアxa7c-r70sに搭載されているのは「GeForce RTX 2070 SUPER 8GB」です。

【GeForceシリーズの性能】

名称 クラス 性能目安
RTX2080Ti ハイエンド 1270
RTX2080 SUPER 1084
RTX2070 SUPER ミドルクラス 993
RTX2060 SUPER 837
GTX1660 SUPER 621
GTX1660 546
GTX1060 410
GTX1650 SUPER ローエンド 478
GTX1650 366
GT1030 75

【参照】ドスパラ公式サイト「比較対象GPU一覧

目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。

【GeForceシリーズの性能比較】

ガレリアxa7c-r70sに搭載されているグラフィックボードはミドルクラス。

GeForceシリーズのグラフィックボードは大きくわけて「RTXシリーズ」と「GTXシリーズ」があります。

「GTXシリーズ」は価格が安い分性能は低め、「RTXシリーズ」は性能が高く「GTXシリーズ」よりも価格は高いです。

ガレリアxa7c-r70sの「GeForce RTX 2070 SUPER 8GB」は「RTX2080」と比較すると性能は落ちるものの、「GTXシリーズ」よりも数値がかなり高いことがわかります。

つまり「GeForce RTX 2070 SUPER」は予算を抑えつつもRTXのグラフィックボードを搭載したい方におすすめと言えるでしょう。

ガレリアxa7c-r70s:ストレージ

ガレリアxa7c-r70sのストレージは「512GB NVMe SSD / HDD 無し」です。

新シリーズに代わってから全体的にラインナップのストレージ容量が少なくなっています。

参考までに人気オンラインゲーム必要容量目安をまとめました。

FF14 60GB以上の空き容量
VALORANT 22GB以上の空き容量
Fortnite 20GB以上の空き容量
APEXLEGEND 22GB以上の空き容量
RAINBOWSIX SIEGE  61GB以上の空き容量

ただし、オンラインゲームはアップデートにより必要容量が増える可能性があるので注意が必要です。

512GB SSDのみでも問題はありませんが動画や画像をたくさん保存したい場合はストレージ容量カスタマイズしましょう。

ちなみに1TB SSDへのグレードアップは+11,400円(税別)、1TB HDDを足す場合は+5,800円(税別)かかります。

ガレリアxa7c-r70s:電源

ガレリアxa7c-r70sの電源は「650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)」です。

メーカーは記載がなくどこの商品かわかりませんが、80PLUS認証電源を使用しています。

(80PLUS認証⇒パソコンで使用する電源に変換するときの変換効率が80%以上)

下記に「80PLUS認証」のランクについてまとめています。

STANDARD
BRONZE
SILVER
GOLD
PLATINUM
TITANIUM

「STANDARD」⇒「TITANIUM」の順番で上のランクです。

ガレリアxa7c-r70sはブロンズなので、そこまで高い性能ではありません。

パーツにこだわり方の場合は「メーカー不明&ブロンズ」の電源を避ける方もいらっしゃいます。

ガレリアxa7c-r70sの電源はグレードアップも可能なので、もし予算に余裕があればカスタマイズするのもアリです。

ちなみに+10,600円(税抜)でTITANIUMの電源に変更可能です。

ガレリアxa7c-r70sのデザイン

つづいて、ガレリアxa7c-r70のデザインをチェックしましょう。

ガレリアxa7c-r70sのデザイン&内部構造

【フロントパネルにはLED】

フロントパネルにほどこされたLEDは専用ソフトでカラーを変更可能!

旧モデルの黒一色とは異なり、デザイン性も大幅にアップしています。

【クリアサイドパネル】

ガレリアxa7c-r70のデザイン性を語るうえではずせないのがクリアサイドパネルです。

内部パーツの発光演出を楽しめるだけでなく、ほこりの溜まり具合を確認したりとメンテナンス性向上にもつながっています。

 

【冷却性能に優れたケース】

標準モデルに搭載されている140mmのファンが熱だまりをふせぎパソコンへのダメージを防ぎます。

ちなみに、旧ガレリアのファンは120mmだったので、冷却性も向上しています。

【利便性に優れた設計】

ガレリアxa7c-r70の電源は上部に設置されています。

しかも、なだらかな斜面なのでスイッチのオンオフもスムーズ

さらに、USBポートは4個ついていて利便性も抜群です。

ガレリアxa7c-r70sの大きさ&重量

ガレリアxa7c-r70
大きさ 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
重量 約14kg

ガレリアxa7c-r70はかなり大きいです。

普段、職場や学校で見かけるデスクトップパソコンを想像していると驚く可能性も大!

置くスペースを確保する必要があるため、人によっては大きさがデメリットになることも…。

あらかじめメジャーを使って、どのあたりに設置するのかシミュレーションしておきましょう。

他モデルとの価格比較

ドスパラのガレリアxa7c-r70をマウスコンピューターのG-Tune EN-Zと比較してみました。

ほぼ同価格帯のゲーミングPCですが、コスパが良いのはどちらなのか?比べていきましょう。

ガレリアxa7c-r70 G-Tune EN-Z
価格 169,980円(税別) 169,800円(税別)
CPU Core i7-10700 インテル(R) Core(TM) i7-9700K プロセッサー
グラフィックス GeForce RTX 2070 SUPER 8GB AMD RADEON RX5700 /8GB
メモリ 16GB DDR4 SDRAM 16GB メモリ [ 8GB×2 ( PC4-21300 / DDR4-2666 )
ストレージ 512GB NVMe SSD / HDD 無し 512GB NVM Express SSD/2TB HDD
光学ドライブ なし なし
CPUファン 静音パックまんぞくコース 標準CPUクーラー
CPUグリス ノーマルグリス 標準CPUグリス
電源 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) 700W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )
OS Windows 10 Home 64ビット Windows 10 Home 64ビット

ゲーミングPCとして重要なCPU&グラフィックスはガレリアの方が高スペックです。

しかし、ストレージ容量と電源はマウスコンピューターの方が上という結果でした。

まずはCPU単体の価格を比べていきます。

ガレリア Core i7-10700 およそ43,000円
G-TUNE Corei7-9700K およそ42,000円

ガレリアに搭載されているCore i7-10700の方がスペックは高いものの、価格で見るとそこまでの差はありません。

次にグラフィックスです。

ガレリア GeForce RTX 2070 SUPER 8GB およそ56,000円
G-TUNE AMD RADEON RX5700 /8GB およそ37,000円

グラフィックスは2万円近くがありました。

ちなみに、G-TUNE EN-Zは+26,800円でGeForce RTX 2060 SUPER 8GBへとカスタマイズ可能です。

※ 2070 SUPERではなく 2060 SUPERです。

ストレージについては、ガレリアをG-TUNEと同じスペックにそろえると+7,100円(2TB)かかります。

また、電源を650W⇒700Wに変更すると+10,600円です。

トータルで考えると上記の16万円前後モデルの場合、コスパが良いのはCPUとグラフィックスの標準スペックが高いガレリアxa7c-r70と言えるでしょう。

ガレリアxa7c-r70sの評判&口コミ

ガレリアxa7c-r70の評判や口コミを調査してみました。

ガレリアxa7c-r70はまだ発売されたばかりということもあり、そこまで多くの評判や口コミはありません。

しかし、公式サイトのレビューでは「ケースのデザインがかっこいい」「使いやすい」「快適に使用できている」など良い口コミが目立っています。

一方、悪い口コミとしては「本体の大きさが気になった」や「標準でHDD搭載が無いのはなぜなのか」というような口コミがありました。

たしかにガレリアxa7c-r70は220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mmとビッグサイズです。

HDDについても旧モデルのガレリアは標準で搭載されていたのに、新モデルになってHDDの標準が無くなりました。(カスタマイズで増設可)

現時点で口コミや評判からわかるのは「置くスペースさえ確保できるならおすすめできるモデル」だということです。

【公式】購入者のレビューはこちら

Twitterには「欲しい」「買った」の声が多々


Twitter上にはガレリアxa7c-r70に対する好意的な声がたくさんありました。

旧ガレリアよりも型番名は複雑になってしまったものの、デザイン面でも「良くなった」と感じている人が多い様子です。

ガレリアxa7c-r70sは期待大のNEWモデル

ガレリアxa7c-r70は旧モデルからデザイン性&利便性が大幅にレベルアップしたゲーミングPCです。

好みにあわせてパーツをグレードアップしてもおそらく20万円以内におさまる点も魅力のひとつ。

他メーカーの同価格帯PCと比較しても、コスパの良さは負けていません!

価格を抑えつつ、そこそこのスペックが欲しい方は一度チェックする価値のモデルです。

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