ガレリアZFの性能レビュー！他メーカーと比較してコスパは良い？

ガレリアZFは税別20万円以内ながら、ハイスペックなパーツを搭載したモデルです。

今回はガレリアZFがどのくらいの性能なのか調査しました。

各パーツごとの性能比較や、ゲームタイトルの推奨スペックを満たしているかどうか、他メーカー商品の価格比較など、気になる項目をまとめています。

「ガレリアZFが良いって聞くけど実際どうなの？」と思っている方は、ぜひチェックしてください。

↓ガレリアは　2020 7/10より新しいモデルに変更になりました↓

ガレリアZFのスペック

ガレリアZFのスペックを表にまとめました。

ガレリアZFのスペック一覧

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ガレリアZF1の評判としては「コスパが良い」との声が多数！

しかし、気になるのは「人気オンラインゲームに対応しているかどうか」ですよね。

さっそく、推奨スペックを満たしているのかどうか調べてみました。

ゲームタイトル対応表

ガレリアZFは人気オンラインゲームの推奨スペックはクリアしていることがわかりました。

ガレリアZFなら人気オンラインゲームもサクサク動くので快適です。

つづいて、ガレリアZFに搭載されているパーツごとに「どの程度の性能なのか」チェックしていきましょう。

ガレリアZF：CPU

ガレリアZFに搭載されているCPUは「インテル Core i9-9900K」です。

【インテルCPUの性能】

【参照】ドスパラ「Intel CPU性能比較」

目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。

【インテルCPUの性能比較】

CPUの性能としては、インテルの他CPUと比較しても高い数値であることがわかります。

オンラインゲームのプレイだけでなく、ゲーム配信なども十分におこなえるスペックです。

ガレリアZF：グラフィック

ゲーミングPCのパーツとして欠かせないグラフィックの性能をチェックしていきましょう。

ガレリアZFに搭載されているグラフィックは「GeForce RTX2070 SUPER」です。

下記にGeForceシリーズ（RTX,GTX）の一覧をご用意しました。

【GeForceシリーズの性能】

【参照】ドスパラ公式サイト「比較対象GPU一覧」

目安スコアは他シリーズとの性能差の参考としてご覧ください。

【GeForceシリーズの性能比較表】

性能としては、ミドルクラスのなかでも上位。

「RTX2080 SUPER」には至らないものの、GTXシリーズと比較するとかなり性能が良いことがわかります。

「3Dオンラインゲームを快適にプレイしたい」というニーズも十分に満たすスペックと言えるでしょう。

ガレリアZF：ストレージ

ガレリアZFのストレージは「512GB NVMe SSD/2TB HDD」です。

「CPUやグラフィックが高性能であるかわりにストレージがぜんぜん搭載されていなかった」

上記のパターンではないのでご安心ください。

標準で搭載されている容量で問題がない方が多いですが、人によってはSSDを1TBにグレードアップする方もいらっしゃいます。

参考までに人気オンラインゲームの必要容量の目安をまとめました。

ただし、オンラインゲームはアップデートにより必要容量が増える可能性があるので注意。

複数のオンラインゲームを楽しみたい方や、ゲームのほかに動画や画像を多数保存したい人はストレージ容量のカスタマイズも視野に入れると良いでしょう。

ガレリアZF：電源

ガレリアZFの電源は「650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)」

メーカー名は記載されていませんが「80PLUS認証」の電源（パソコンで使用する電源に変換するときの変換効率が80％以上）を使用しています。

ちなみに「80PLUS認証」の電源にはいくつか種類があります。

「STANDARD」⇒「TITANIUM」に近づくほど、電源の変換効率が高いです。

ガレリアZFに搭載されているのは「BRONZE」なので、そこまで性能が高いわけではありません。

カスタマイズにこだわる方のなかには「メーカー不明」＆「BRONZE」の電源は避ける方もいらっしゃいます。

予算に余裕があるのなら「GOLD以上」もしくはメーカー名が記載されている電源を選ぶのも良いでしょう。

ガレリアZFのデザイン

つづいてガレリアZFのデザイン面をみていきましょう。

ガレリアZFのデザイン＆内部構造

ガレリアZFのデザインはとてもシンプル。

なかには「ダサい」とマイナスな声もありますが、PC本体のルックスにこだわらない人にとっては無駄のないデザインだと言えるでしょう。

高負荷がかかるゲーミングパソコンだからこそ、普段は見えない内部の構造にもこだわりたいものです。

ガレリアZFならエアフロ―に優れているため、熱によるパソコン本体へのダメージも少なくできます。

さらに拡張性が高く、あとから「大容量コンテンツを追加したい」となったとしても対応可能であることも魅力ポイント。

ガレリアZFの大きさ＆重量

ガレリアZFは通常のパソコンと比べると、かなり大きいです。

そのぶん、拡張性が高いのですが、設置するスペースが必要な点はデメリットと言えるでしょう。

口コミや評判を見ていても「想像以上に大きかった」という声があるので、上記の幅や奥行きをチェックして場所の確保をしておきましょう。

他モデルとの価格比較

ドスパラのガレリアZFを、他メーカーの同価格帯ゲーミングPCと比較してみましょう。

今回はマウスコンピューターの「G-Tune」シリーズから「 HN-Z-O」を比較対象としてピックアップしてみました。

	ガレリアZF	G-Tune HN-Z-O
価格	195,980円（税別）	199,800円（税別）
CPU	インテル Core i9-9900K	インテル Core  i7-9700K
グラフィックス	NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER	NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ	16GB DDR4 SDRAM	16GBメモリ
ストレージ	512GB NVMe SSD/2TB HDD	512GB NVM Express SSD/2TB HDD
光学ドライブ	なし	なし
CPUファン	静音パックまんぞくコース	標準CPUクーラー
CPUグリス	ノーマルグリス	標準CPUグリス
電源	650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)	800W 電源 ( 80PLUS(R) TITANIUM )
OS	Windows 10 Home 64ビット	Windows 10 Home 64ビット

「ガレリアZF」と「G-Tune HN-Z-O」を比べると、一番大きな違いはCPUでです。

ガレリアZFの方が本体価格は安いのですが、搭載しているCPUは「G-Tune HN-Z-O」よりも上位クラス。

「G-Tune HN-Z-O」もカスタマイズで「ガレリアZF」と同クラスのCPUを搭載可能ですが、さらに＋12,800円かかってしまいます。

グラフィックボードのクラスやメモリ、ストレージ容量には差がありません。

電源に関しては「G-Tune HN-Z-O」の方が性能が高いものの、定価の差＆CPUのスペックを考慮するとガレリアZFの方がコスパが高いと考えられます。

ガレリアZFはコスパに優れたゲーミングPC

各パーツごとの性能や、他メーカーのゲーミングPCとの比較表を見ていると、たしかにガレリアZFはコスパの良いモデルです。

デメリットとしては「デザイン性がない＆大きくて場所をとる」くらい。

「20万円ほどの予算でコスパのよいゲーミングパソコンが欲しい」と考えている方は、検討する価値ありの商品です。

標準モデルのままでも快適にオンラインゲームをプレイできますが、BTOカスタマイズも可能。

ストレージや電源などは自分好みにアレンジするのもアリ！

いくつかパーツをグレードアップさせたとしても、ガレリアZFなら25万円以内に収まるはずですよ。